25 Feb 2016
寒い冬や季節の変わり目などは、肌には厳しい環境ですね。
・肌がカサカサする
・目のまわりのシワが消えない
・ほうれい線が目立ってきた
・頬のハリがなくなってきた
・毛穴が目立つようになってきた
・この前までなかったシミが急に出てきた
などなど・・・
40代50代にもなると、肌の悩みは一つではおさまりません。
いくつもの悩みが重なって出てきますよね。
もちろん、エイジングケア効果の高い基礎化粧品でスキンケアをするというのは大切ですが、
今日は、昨日に引き続き、漢方から見た年齢肌のお手入れについて書きたいと思います。
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漢方から見た年齢肌
東洋医学の漢方から見ると肌のおとろえは、
『体全体のバランスが崩れているから』
という見方になります。
わかりやすくいうと、年齢を重ねた肌は、栄養の足りない乾燥した土といえます。
栄養状態の悪いカチカチの土にいくら植物の種をまいても芽はでません。
そこに水を与えてもそれをキープするチカラもない状態ですね。
肌も同じで全体のバランスが悪くて栄養が行きわたらなければ肌は水分を保てず、
新陳代謝が悪くなるんです。
逆に良く耕されて栄養状態の良い土では、植物はイキイキと育ちますね。
新陳代謝の良い肌も同じ状態と言えるわけです。
まずは自分の漢方的体質をきちんと把握することが大切。
漢方医学でいうところの『気・血・水』のバランスですね。
『気・血・水』バランス状態のチェック表の記事>>
自分の体質に合った生活スタイルに変えたり、
食生活を見直したりすれば少しずつでも肌は変わります。
5年、10年のスパンで見れば大きな大きな差が出てきます^^
40代50代の更年期は、年齢らしいお年寄りの人になるか年齢に比べて若々しい人になるのか、
その分かれ道に立っているんです。
肌を若く保つための6つの生活習慣
①冷たいものを飲まない
冷たいものは血のめぐりを悪くして、新陳代謝を落とす。
②汗をかくようにする
汗をかくことで気のめぐりがよくなり、肌のバリア機能もUP。
③食べ過ぎに気をつける
40代50代は胃の消化酵素が減る。胃腸の健康は肌の状態に直結。
④よく笑う
表情筋を動かすことで気のめぐりを良くし、肌の土台(筋肉)を鍛える。
⑤深呼吸をする
新しい空気が体の中の悪い空気を押し出して、いい気が体をめぐる。
胸郭や胃腸を動かして肌にも良い効果がある。
⑥12時前には眠りにつく
東洋医学でも22時~翌2時までは美肌作りのゴールデンタイム。
おわりに
ただただ、スキンケア製品でお手入れするだけではなく
自分の体質に気づいて、自分に合ったものを取り入れることで、
なかなか効果の出なかったことが、案外早く変化としてあらわれたりしますね。
しかも肌だけではなく、体の調子も上がってくるように感じます。
やっぱり肌も体の一部、パーツごとのお手入れだけではもう足りないのかもしれませんね^^
(参考日経ヘルスプルミエ)
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