11 Mar 2016
更年期の症状は、女性だけではなく男性にもあらわれます。
昨日は、男性の更年期とはどういったものかと症状をご紹介しました。
男性もある更年期!知っておきたい症状となりやすいタイプの記事>>
夫婦で一緒に更年期のことを知るというのは、相手が急に態度や様子が変わってしまっても、
感情的にならずに相手を思いやることができますよね。
今日は、自分でできる男性の更年期のチェックリストと対策法をご紹介します。
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男性の更年期チェックリスト
更年期症状 | 点数 |
---|---|
総合的に調子がおもわしくない | |
関節や筋肉の痛み (手足、越、背中など) |
|
ひどい発汗 (突然の汗、運動や緊張に無関係に出る) |
|
睡眠の悩み (浅い、寝つきが悪い、早く目覚める、疲れが取れない) |
|
しばしば疲れを感じる よく眠くなる |
|
イライラする (当たり散らす、すぐ腹を立てる) |
|
神経質になった (緊張しやすい、落ち着かない) |
|
不安感 (パニック状態になる) |
|
疲労感や行動力の減退 (何もしたくない、興味の低下、達成感がない) |
|
筋力の低下 | |
憂鬱な気分 (落ち込み、涙もろい) |
|
「人生の山は通り過ぎた」と感じる | |
力尽きた、どん底にいると感じる | |
ひげの伸びが遅くなった | |
性的能力のおとろえ | |
早朝勃起(朝立ち)の回数の減少 | |
性欲の低下 (性交が楽しくない、性的欲求が起こらない) |
|
合計点数 |
症状がない=1点、軽い=2点、中程度=3点、重い=4点、非常に重い=5点
上記を参考に自覚症状を点数化してみてください。
点数の合計が、
26点以下 → 問題なし
27~36点 → 軽度の男性更年期の可能性あり
37~49点 → 中程度の可能性
50点以上 → 非常に重い
となります。 (参考:日経ヘルスプルミエ)
男性の場合、発症時期が一番多いのは40代50代ですが、
30代後半から70代まで症状が出る場合もあるため女性よりも自覚しにくいそうです。
だからこういうチェックリストで一度自分自身を振り返ってみたり、
奥さんから見たご主人のチェックもいいかもしれませんね。
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男性の更年期症状の対策
先ほどのチェックリストの点数で自分自身の状態の目安がわかられたかと思いますが、
では、どんな対応をすれば、楽になるんでしょうか。
・ウォーキング
外出をして日の光を浴びる。
そして運動することにより体の調子を整え、
男性ホルモンのテストステロンが活性化してきます。
・睡眠
ぐっすりと眠ることで副交感神経が働いて、体がリラックスできるようになります。
またその結果体のホルモンバランスが整ってきます。
・ストレスをためない
更年期症状から抜け出すために最も大切なことがストレスをためないこと。
働きざかりの年代で忙しい方も多いとは思いますが、
仕事や家庭でのストレスをためずになるべくマイペースな生活を心がけることが大切です。
趣味など夢中になれるものをみつけて、少しでもその時間を確保するのもいいですよね。
おわりに
男性の更年期の症状は、ホルモンバランスの崩れからくるもの。
だから、体の中のホルモンバランスを適正に保つことができれば、
更年期の症状も自然と和らいでいくことになるんですね。
でも症状がつらいと感じた場合は、男性の更年期外来のある病院で相談することで
日常生活が楽に過ごせるようになる可能性が高いです。
我慢をしすぎないようにすることが大切なんですね。
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