24 May 2015
夜中寝ているときに無意識にグーッ!と伸びをすると
足のふくらはぎあたりがつって、痛くて痛くて目が覚めることってありませんか?
わたしも40代半ばあたりから、ときどき足がつって起きてしまうようになりました。
まわりの同じ年代の友人に聞くと、結構同じような経験をしていました(笑)
「せっかく、気持良くぐっすりと寝ているのに・・・」
「でも眠っている間のことだから、我慢するしかないのかな・・・」
と、あきらめモードになっていたとき、ある日朝の情報番組「とくダネ!」の中で、
「ふくらはぎは第2の心臓と言われているくらい大切で
ふくらはぎをマッサージすることで、血液の流れがよくなって、健康になる。」
というようなことを言っていました。
それで、番組内で紹介していたタオルをつかったマッサージをやってみたところ、
結構即効性がありました^^
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こむら返りって?
こむら返りは、足のふくらはぎがつってしまった状態ですね。
攣る(つる)というのは、ふくらはぎだけではなく、
足の指、土ふまず、首、お腹などいろいろな筋肉でおこります。
でも、ふくらはぎで起きるのが一番多いんですね。
そして年齢を重ねるごとになりやすくなります。
50歳以上になるとほぼ全員が一度は経験しているそうで、
60歳以上では1/3の人が、2ヵ月に1回は睡眠中にこむら返りがおきるそうです。
では、どんなときにこむら返りになりやすいんでしょうか。
- 就寝中
- スポーツをしているときや終わった後
- 足が冷えているとき
などが多いです。
そしてなぜこむら返りになってしまうんでしょうか。
- ミネラルが不足して筋肉が上手に収縮できなくなる
- 水分が不足するとミネラルバランスが崩れる
- 筋肉が疲労している状態
- 体が冷えて血行が悪くなっている
- 運動不足で筋力が低下している
などが考えられます。
特に眠っているときのこむら返りは、
長時間水分やミネラルを補給することができないことや
体が冷えて血行不良になってしまうことでおこるようです。
こむら返りの予防法
■タオルを使ったマッサージ
では、以前「とくダネ!」で紹介していた
タオルを使ったふくらはぎのマッサージ方法をご紹介します。
●やり方
タオルを1本用意して、結び目を作ります。
タオルの結び目をふくらはぎの上に置いて、
挟むようにして正座をするように座る。
ふくらはぎの上の結び目の位置を
少しずつずらしながら、正座するように座るというのを繰り返す。
あまり痛みを感じないところもあれば、飛び上がりそうに痛いところもあります^^;
でも、毎日続けているとだんだんと痛みはとれてきます。
痛みを感じるところは、ふくらはぎにあるツボに反応する部位の不調のせいだとか。
このタオル体操をしたら、寝ころんで思いっきり足を伸ばしても、ふくらはぎがつらなくなりました^^
もし、夜中に足が攣るという方がいらっしゃれば、手軽で効果絶大なので、おすすめです(^^)
■マッサージ以外の予防法
- スポーツの前後などはストレッチをしてふくらはぎあたりの筋肉をほぐす
- スポーツ飲料などのミネラルの入った水分を補給する
- 体を冷やさないようにする
- 寝る前にぬるめのお風呂にゆっくり入って足を温め血行をよくする
- 運動不足の場合は普段からストレッチ体操などをする
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おわりに
こむら返りは加齢とともにおこりやすい症状で心配することはありませんが、
あまり頻繁になるという場合は、病気からくることもあります。
考えられる病気としては、糖尿病や甲状腺の病気、筋肉や神経の病気があります。
しょっちゅうこむら返りになる方で、これらの病気かも?と心当たりがある場合は、
一度病院で検査を受けた方がいいかもしれませんね。
最後になりますが、寝ているときに伸びをしたくなったら、
かかとを押し出すように伸びをするとこむら返りになりにくそうです。
ただ、眠った状態でうまくできるのか心配ですが…(笑)