30 Mar 2016
更年期にはいろいろな不調があらわれがちです。
原因は女性ホルモンが激減することですが、不調でつらいと感じる人の多くは、
骨盤がゆがんでいるそうです。
女性は、何十年と続いた月経やお産によって骨盤のバランスや弾力が悪くなりやすいんですね。
特にお産が帝王切開や無痛分娩だったり、産後にあまり体を休めることなく職場復帰した人などに
骨盤に問題が出ることが多いようです。
骨盤が整うと、背骨から脳に通じる後頭部の延髄の神経回路がスムーズにつながってくるので、
体の中が活発になって不調が改善したり、疲れにくくなってきます。
もともと人が持っている「治癒力」が引き出されてくるんですね。
そこで、今回は、柔軟で弾力のある骨盤を取り戻すために
寝ころんだままできるエクササイズを2つご紹介します。
(参考:日経ヘルスプルミエ)
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骨盤ケアエクササイズ
②両足は腰骨の幅に開く。
③かかとを突き出すようにして、ゆっくりと両足首を回す。
月経2~3日前は外回し、月経が終わって3~5日間は内回しをする。
閉経した人は時期に関係なく、外回しをしてから内回しをする。
④無理せず気持ちよく、外回し、内回しとも5分程おこなう。
ポイント
・ひざ裏をのばすこと
・月経中や妊娠中はしないこと
・足首回しは効果が大きいので、やりすぎないこと
外回しは骨盤が中心から開きやすくなり、内回しは骨盤が中心に向かっていきます。
足首を回すことで、かかとから脚、腰がつながって骨盤の弾力が戻ってくるそうです。
②顎を少し上げてポカーンとして、ゆっくりと呼吸する。
③②の状態で、内またが伸びるような感覚でかかとをゆっくり
左右、交互ににつきだす。
④左右とも2~3回おこなって脱力する。
⑤心地よさを大事にしながら何度か繰り返す。
ポイント
・ひざ裏を伸ばして腰が少し反るくらいにして、ゆったりした呼吸に合わせる。
・スムーズに動きにくいと感じる方の脚は、特に腰とのつながりを感じるようにする。
畳歩きは、月経のある人もない人もOK。また時期にかかわらず、いつでもできます。
寝る前にすると熟睡効果もあるようですよ。
おわりに
以前知り合いの歯科医の先生が、噛み合わせのズレや顎関節症と骨盤のゆがみが関係していると
話していましたが、それ以外にも、肩こりや腰痛の原因にもなりますね。
つまり、骨盤は体の土台といっても過言ではないわけです。
骨盤がしっかりしてくると姿勢も良くなります。
更年期を過ぎてもハツラツと素敵な女性は、背筋がシャキッと伸びて姿勢のいい人が多いですよね。
骨盤ケアで内側から元気になって、人生の第2ステージを今まで以上にカッコよく、
イキイキと楽しく過ごしたいものですね^^
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