30 Apr 2016
更年期症状の治療といえば、HRTや漢方が主な治療法ですが、
プラセンタを使った治療も実際に行われています。
プラセンタを使った治療は、当然病院にいかないとできませんが、
病院に行くほどでもないという方は、サプリメントから始めてみるのも良いのではないでしょうか。
私は、プラセンタサプリで更年期症状の身体のだる重さや寝起きの身体の軽さなどを実感しました。
そして、女性にはうれしい肌のツヤが戻ってきめが整いました^^
以前、プラセンタってどんなものかという記事を書きましたが、
今回は原料のプラセンタの種類についてご紹介します。
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プラセンタの種類
一言でプラセンタといっても、原料には種類があります。
おもなところでは、ヒト由来、豚由来、馬由来、羊由来。
それ以外にも海洋性や植物性をうたっているところもあります。
■ヒト由来
ヒト由来のプラセンタは、文字通り人の胎盤から取り出されたプラセンタエキスです。
ヒト由来プラセンタは、サプリメントとしては流通しておらず、
医療機関のみで使われています。おもに注射で体内に直接注入します。
また、更年期障害治療の場合は、保険も適用されるところが多いようですよ。
■豚由来
プラセンタサプリメントとして一番流通しているのが、豚由来のものです。
なぜ豚由来のものが多いかというと、人間の身体の組織に似ているから。
実際医療現場では、豚の心臓の弁を人間に移植することが行われています。
そして、たくさんの豚を飼育することができるのと、
年に2回出産し、1回の出産で約10頭の赤ちゃん豚を産むので、
安定して大量にプラセンタエキスが生産できます。
馬由来のものなどに比べて、安価で販売されているものが多いです。
ただ豚は病気にかかりやすいため、ワクチンや薬を投与されたものも多いので、
衛生管理体制が行き届いて、どこでどのようにプラセンタエキスが抽出され、
製造されたのか、トレーサビリティが確かなものを選びましょう。
■馬由来
最近、注目を集めているのが馬由来のものですね。
馬は1回の出産で1頭しか産まないので、
アミノ酸の含有量が豊富で豚由来のものに比べて250倍とも言われています。
ただ、その分価格は高いものが多いようです。
■羊由来
人間の胎盤に近いアミノ酸組成を持っていて、免疫反応が起きにくく、
体内への浸透力が高いといわれています。
ただ日本では、海外と違ってあまり流通量は多くありません。
羊由来のプラセンタの原料は、スイスやニュージーランドのものを使うことが多いようです。
■植物性
植物性プラセンタといって販売しているものを目にすることがありますが、
プラセンタとは、哺乳類の胎盤のことをさすので、
厳密にいえば、プラセンタとは言えないかもしれませんね。
植物性のものは、おもにトウモロコシや大豆からつくられ、
哺乳類の胎盤の役割をする胎座という部分のエキスを使っているようです。
胎座にもアミノ酸やビタミン、ミネラルなどが豊富に含まれていますが、
豚・馬・羊など哺乳類のプラセンタに含まれている「成長因子」が
植物性には含まれていないので、動物性のものに比べると効果は落ちてしまいそうです。
おわりに
私は、豚由来のプラセンタを摂っていました。
サプリメントは、毎日口に入れるものだし、医者の管理のもと処方される薬でもないので、
どんな由来のものが自分に合いそうか、そしてより安心できる原料、
製造工程のものを選びたいですね^^
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