3 May 2016
以前めざましテレビの中で、「TCH(無意識の噛みしめ癖)」について放映していました。
東京医科歯科大学額関節治療部の木野孔司準教授がおっしゃっていましたが、
TCHは、顎関節症の原因の一つにもなる「クセ」なんですね。
実は私も、TCHのクセがあることに少し前に気付きました。
歯がいつも上下ひっついているだけでなく、あごのあたりの筋肉が、だるく感じることもあります。
だから、私の顎関節症の原因のひとつにTCHもあるのかな、と思っています。
ところで、あまり聞きなれない「TCH」ってどんなものなんでしょうか?!
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TCHとは
TCHは、無意識に上と下の歯をずっとつけている、
いわゆる噛みしめ癖という感じのものです。
2003年のある調査では、363人中280名の人にTCHが見られたくらい、最近は多い症状のようですね。
口を閉じているときの上と下の歯は、隙間があるのがいいそうです。
本来は、上下の歯がひっつくのは、食べ物を食べる時や会話の時くらいで
1日の中でたったの20分程度なんだそうです。
上下の歯がひっついているということは、
常にあごの筋肉を使っている状態で、絶えず筋肉が緊張しているんですね。
そのため、あごの痛みや顎関節症もさることながら、肩こり、頭痛、腰痛の原因にもなるそうです。
歯と歯の軽い接触の状態だと、その疲労に気づかないままずっと続けてしまいがちなんだそうです。
TCHのチェック方法と改善法
TCHのチェック方法
口の中のことを普段意識することはないと思いますが、
一度口を閉じているときの歯と下の状態を思い出してみてください。
上下の歯は、くっついていますか?離れていますか?
そして、舌を出して誰かに見てもらうか、鏡で見てください。
舌の縁に歯の跡がついてガタガタになっていませんか?
上下の歯がくっついていた方、舌に歯の跡がついてデコボコしているかたは、
TCHの可能性が高いです。
特に、仕事やゲームなどでパソコンの前で長時間作業している方は、
要注意!です。ついつい無意識に歯を噛みしめているかもしれません。
隠れた現代病の一つと言えそうですね^^;
TCHの改善方法
とにかく、上と下の歯を離す意識をもつこと大切です。
木野孔司準教授がすすめていた、TCH改善のための方法は、
家中にペタペタと『歯を離す!』と書いた紙を貼ること。
そして、その貼り紙を見た瞬間に1回だけ歯の力を抜く。
これを意識することが大切だそうですよ^^
おわりに
私もさっそくパソコンの前に紙を貼りました(笑)
舌回し体操で顎関節症はかなり楽になりましたが、まだ完治はしていません。
TCHは「クセ」なので意識で改善できるそうなので、
このクセがなくなれば、顎関節症の症状もさらに良くなるのでは?!と期待しています^^
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