11 May 2016
夫婦でいる以上は、会話が弾んでいつも笑って過ごしたいですね。
だけど結婚して20年30年、長年夫婦でいるといつの間にか
「言わなくてもわかっているはず。」
「相手も自分と同じように考えてくれるはず。」
そんなことを無意識に思っていませんか?
だから、その期待どおりにいかないことが続くと、不満が爆発してしまいますね。
自分自身も妻側の人間として思うのは、主人に対して
「ただ現状を分かってほしい」から話をしているのに、
夫側は「で?どうしてほしいわけ?!」と、
答えを求めたがる傾向があるように感じます。
妻側からすると、状況を受け入れてほしいだけなのに答えを出せと迫られるように感じて、
更年期の情緒不安定な時に余計にイライラがつのってしまいます。
ものごとのとらえ方、考え方にも妻と夫では「ズレ」があるんですね。
そんなお互いの「ズレ」を解消するためにはどうすればいいんでしょう?
日経ヘルスプルミエがおこなった
「夫婦関係を良くするために相手にしてほしいこと」のアンケートでも、
妻と夫が求めているものにズレが出ているようです。
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夫婦関係を良くするために相手にしてほしいこと
■夫婦関係を良くするために妻が夫にしてほしいこと
実際に夫に十分してもらっていると感じている妻の率 22.5%
「しているつもり」と答えた夫の率 44.8%
2位 感謝の気持ちを言葉や態度で表してほしい52.1%
実際に夫に十分してもらっていると感じている妻の率 12.8%
「しているつもり」と答えた夫の率 37.1%
3位 家事を分担してほしい50.7%
実際に夫に十分してもらっていると感じている妻の率 10.8%
「しているつもり」と答えた夫の率 57.8%
4位 あまり干渉せず、好きなことをさせてほしい44.7%
実際に夫に十分してもらっていると感じている妻の率 32.8%
「しているつもり」と答えた夫の率 48.8%
5位 たまには二人だけで食事や旅行をしてほしい42.5%
実際に夫に十分してもらっていると感じている妻の率 23.4%
「しているつもり」と答えた夫の率 48.8%
1位~5位のすべてに対して、夫にしてもらっていると感じている妻と、
しているつもりの夫との感じ方に違いがはっきり出ています。
十分していると夫側は思っているのに、
その気持ちが妻側にはあまり届いていないことが感じられる結果ですね。
■夫婦関係を良くするために夫が妻にしてほしいこと
2位 感謝の気持ちを言葉や態度で表してほしい 40.7%
3位 疲れている時や体調が悪いときにいたわってほしい 37.1%
4位 自分が悪いと思ったときに謝ってほしい 35.5%
5位 余り干渉せず好きなことをさせてほしい 34.8%
夫側は、外食や旅行などのイベントを夫婦で楽しみたい傾向がみられますが、
それに比べて妻側は、イベントよりも普段の生活の中での心遣いがほしいと感じているようです。
それは、毎日同じことの繰り返しの中で当たり前になりがちな家事などに気遣いがあると、
「ちゃんと見てくれているんだな。」ととても安心できるし、
大切にしてもらっているという実感を感じられるからですよね^^
おわりに
夫婦関係を良くするために「夫婦で同じ趣味を持つこと」というのは良さそうですよね。
でも、それよりもアンケートの結果では、
「それぞれが趣味や没頭できる何かを持つことが夫婦がうまくいく」
と答えた人が大きく上回っています。
干渉しすぎず自由な時間や空間を持ちながら、日々の生活の中で、
感謝やいたわりの言葉を照れずに言い合える関係をつくれたら。
これが、更年期世代の長く連れ添った夫婦ならではの、
一番居心地のいい夫婦関係なのかな、と思います^^
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