16 May 2016
更年期の症状で「めまい」を上げる人は多いですね。
でも「めまい」は更年期症状だけでなく、実は、日本の成人の5人に1人が悩んでいる病なんです。
2014年8/23の『世界一受けたい授業』で「めまいの主な原因3つと家でできる改善方法」を
目白大学教授の坂田英明先生が説明してくれていましたので、こちらでご紹介します^^
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めまいの主な3つの症状と原因
■良性発作性頭位めまい症
「耳」が原因
耳が原因のめまいの中で、最も多いもので、
女子サッカーの澤穂稀選手もこの病気だったのではと言われています。
三半規管の内耳の中にある「耳石(カルシウムのかたまり)」が、
老化現象やちょっとした衝撃ではがれてしまい、
三半規管に入り込んで誤作動をおこしてめまいをおこします。
■メニエール病
「耳」が原因
ストレスや睡眠不足で「蝸牛」という聴覚をつかさどる器官に
水ぶくれができることによってなります。
定期的に吐き気やめまいが起き、耳鳴りや難聴になることも。
症状が悪化した場合は手術が必要になります。
この病は若い女性に多いと言われています。
■小脳からの出血など
「脳」が原因
朝起きたとき、ベッドから起き上がる前から強烈なめまいや
頭痛、吐き気、手足のしびれなどがある場合は、脳から来るめまいで、
死に直結する可能性もあるのですぐに病院へいくことが重要です。
めまいになりやすいかどうかの簡単チェック
やり方
⇒ ⇒
①腕を前に伸ばして立つ。
(このとき、自分の立っている位置を覚えておく。)
②目をつぶる。
③目をつぶったまま、足踏みを50回する。
(膝が床と水平になるくらいまで足を上げる。)
④終わったら目を開け、①の時の位置から
どのくらいずれているかをチェックする。
①の位置から距離で50cm、角度で45度以上ずれるていたら、
めまいを起こしやすい体質といえます。
めまいを自宅で改善する方法
やり方
⇒ ⇒
①左手であごを固定する。(頭の位置を固定する。)
②右手を前に出して、左・右・左と目で追う。
③次に上・下・上と目で追う。
④②と③それぞれリズミカルに約10往復程度を1日3回する。
この改善方法のポイントは「目」。
眼球の動きをきたえることで、耳が原因のめまいもある程度コントロールできるようです。
おわりに
上記の改善方法は、1ヵ月くらい続けると少し慣れてくるそうです。
更年期症状のめまいも、自律神経のバランスが乱れ、目や耳の感覚器官が影響を受けることが
原因のひとつと考えられているので、この方法は効果があるのではないでしょうか。
ただ、この方法は耳が原因のめまいには効果がありますが、
脳が原因と思われる場合は、すぐに病院に行ってくださいね。
(チェック方法と改善方法の画像は世界一受けたい授業の公式サイトより引用)
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