19 May 2016
ダイエットや生活習慣病予防のために油分はあまり摂らないほうがいいと思って
なるべくノンオイルで料理をしていましたが、なんだか肌がカサカサする気がしていました。
あるとき、たまたま本を読んでいるときに
「ダイエットには、良い油と悪い油がある」というのを見つけました。
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油の種類
飽和脂肪酸
動物性脂肪:バター・ラード・牛脂など
→コレステロールや中性脂肪を増やす
不飽和脂肪酸
オレイン酸(オメガ9系):オリーブ油・キャノーラ油・ナッツ類
→酸化しにくく、脂質や糖の代謝を促進
α-リノレン酸(オメガ3系):亜麻仁油・えごま油
→脂肪になりにくい油の優等生
リノール酸(オメガ6系):大豆油・ごま油・コーン油・紅花油
→必須脂肪酸だけど過剰摂取に注意が必要
トランス脂肪酸:マーガリン・ショートニング
→悪玉コレステロールを増加させる
なんとなくイメージ的に植物性油は良いと思っていましたが
植物性油の中でも、摂らないほうがいい油があるんですね。
マーガリンなどは、バターより良いと思っていましたが、
悪玉コレステロールを増やす油分だったとは^^;
ごま油も、心疾患や動脈硬化の要因になる可能性もあるそうで
摂りすぎると良くないなんて知りませんでした。
ダイエットに向くオイル
上記の中でダイエットに一番適したオイルは、新鮮なオリーブオイルを圧搾してつくった
「エキストラバージンオリーブオイル」です。
オリーブオイルには、抗酸化作用の強いポリフェノールが豊富に含まれていて、
体内で脂肪細胞が増えるのを抑える働きがあるんです。
生でもおいしいし、熱にも強いので炒め物料理に使っても重宝するし、
お料理全般に利用できますね。
ただオリーブオイルの中でも、精製したオリーブオイルはポリフェノールなどの有効成分が
取り除かれてしまうのでダイエットの効果はあまり期待できません。
またオメガ3系の油(亜麻仁油・えごま油)には血液中の中性脂肪の増加を抑えて
血圧を下げる効果もあるのでこちらもダイエットに適していてメタボを気にする方にも
適しているオイルといえますね。
ダイエットに効果的なオイルを選ぶときのポイント
1.熱に強いか弱いかをチェック
熱に弱いα-リノレン酸(亜麻仁油・エゴマ油)を炒めものに使うとやせる効果が半減してしまう
2.加工していなくて、添加物のないものを選ぶ
本来の植物の有効成分が取り除かれていたり、質が変わってしまったりすることもあるので要注意
3.鮮度の良いオイルを選ぶ
油は酸化すると成分が変質して脂肪細胞を増加させることも!
おわりに
やっぱり、サラダや炒め物は油分がないとコクに欠けてしまっていまいち美味しくないですよね。
エキストラバージンオリーブオイルをメインに使えば、安心して摂ることができますね。
使えるオイルがあるのがわかってホッと一安心です^^
とはいえ、しょせんオイルはオイル。
摂りすぎるとカロリーオーバーになるので注意しないといけませんね^^;
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