5 Sep 2015
今年の夏は、北海道でも35℃を超える気温になったり、サメが関東地方の海に出没したりと
日本全体がだんだんと亜熱帯化しているそんな感じまでしてきますね。
この記事を書いている8月下旬になっても暑さは治まりませんね 涙
暑いとどうしてもツルツルッ!とのど越しの良い麺類を食べる機会も多いです。
そこで、今回は蕎麦、うどん、素麺、和の3つの麺類のカロリーや栄養面を比較してみました。
スポンサーリンク
スポンサーリンク
蕎麦・うどん・そうめんの表
まずは、蕎麦、うどん、そうめんの違いを簡単に表にまとめてみました。
蕎麦 | うどん | そうめん | |
---|---|---|---|
カロリー |
|
|
|
主な栄養素 |
|
|
|
特徴 |
|
|
|
参考サイト |
|
|
|
次は、それぞれの特徴をご紹介します。
スポンサーリンク
蕎麦
■たんぱく質
たんぱく質の中でも、人間の身体の中ではつくれない必須アミノ酸を多く含んでいて、
アミノ酸スコアが92と高いです。(アミノ酸スコアは100に近いほど優秀。)
■食物繊維
1食あたり4~5gの食物繊維が摂れます。
1日に20~25g摂ることが良いとされているので、蕎麦だけで1/5~1/4まかなえます。
食物繊維は、現代の食生活では、推奨摂取量をなかなか摂れない栄養素といわれていますが
蕎麦は白米の8倍も摂れるので、ご飯の代わりに蕎麦にするとしっかり食物繊維が摂れますね。
■ビタミンB1・B2
ビタミンB1は、疲労の回復や滋養・強壮、食欲不振に役立ち、
ビタミンB2は、高血圧や動脈硬化の予防、皮膚や粘膜を健康に保つ働きがあります。
夏バテや暑さで疲れた体の回復に役に立ちますね。
■ルチン
ルチンは、毛細血管のを強くして血液の流れを改善するので、高血圧や脳卒中予防、
肩こりや冷え性にも良い栄養素です。
さらに活性酸素を取り除く働きによってアンチエイジング効果も期待できます。
今回の3種類の麺類の中では、一番栄養バランスの良いものといえますね。
うどん
■炭水化物
炭水化物の糖質は、体の主要なエネルギー源になります。
たんぱく質や脂質と比べて食べてから短時間でエネルギー源として使えるのが特徴です。
ですから、胃が弱った時や体調不良で食事を摂りにくい時には、
他の2種類の麺類よりも水分量が多いので食べやすく、消化も良いのでおすすめです。
また水分量が多い分、1食あたりのカロリーも少し低めになっています。
ただ通常時は、うどんだけでは栄養がかたよってしまうので、一緒に食べるおかずを工夫する必要がありますね。
そうめん
■たんぱく質
そうめんは、うどんと似たような栄養分かと思っていましたが、意外にもたんぱく質が結構あり、
ご飯の2倍の量が含まれています。
ただ、蕎麦に比べると含有量は劣ってしまいますね。
■食物繊維
そうめんには、食物繊維が1食あたり2.4g含まれていて、白米ご飯の4倍もの量となります。
それでも、残念ながら蕎麦の4gには劣ってしまいます。
そうめんは、夏の暑いときには冷たくてのど越しもいいので食べたくなりますが、
そうめんと一緒に食べる食材もあっさりとしたものになることが多いので、
食べ合わせの食材を考える必要がありそうです。
おわりに
今回の3種類の麺類の中では、蕎麦が栄養面的には一番良いことがわかりました。
そういえば、弟がまだ30歳くらいの頃に不摂生な生活習慣のために肝臓数値が悪くなって、
「このままでは数年の命かもしれないよ。」と医者に言われてしまい、
3ヶ月間豆腐と蕎麦を毎日食べる食生活を送ったところ、
医者もびっくりするくらいに肝臓の数値が改善したことを思い出しました。
蕎麦は栄養的にも腹持ち的にもこの中では一番良いので、
ダイエットやエイジングケアの観点からも一番向いている麺と言えますね。
スポンサーリンク