17 Mar 2016
以前のブログで、不眠解消に効果がある、消灯アロマ入浴について記事を書きました。
更年期の不眠も解消!消灯アロマ入浴の効果とやり方の記事>>
アロマセラピーは、その香りの中にある薬効成分を研究して
どんな症状にどのような香りが効くかを研究され、体系づけられたものといえます。
今回は、香りが自律神経にやさしく働きかけ、
更年期の症状に合うアロマセラピーの調合について調べたのでご紹介したいと思います。
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更年期の症状別アロマセラピーの調合
■無気力
<状態>
・朝目覚めても布団から出ることができない
・だるくて体を動かしたくない
<調合>
シダーウッド、ベルガモット、ラベンダー、ジュニパーベリーを
等量ずつブレンド。
■イライラ
<状態>
・イライラして落ち着かない
・すぐカッとしてしまう
<調合>
イランイランもしくはプチギレンビガラート、ラベンダー、
サンダルウッドをブレンド。
■人前で緊張する
<状態>
・緊張して人前に出るのがつらい
・緊張するのでとても疲れてしまう
<調合>
サンダルウッド4滴、ローズオットー1滴、プチグレンビガラート1滴、
ラベンダー・レモン・タンジェリン(柑橘系オイル)の中から
1種類選んで1滴の割合で調合。
■落ち込み
<状態>
・何となくかなしくて元気が出ない
・うつ気分のとき
<調合>
マージョラム、バジルを等量ずつ。
クラリセージのみでも急速に落ち込みを解消。
オレンジ・レモン・タンジェリンを単独で使っても元気づけてくれる。
■情緒不安定
<状態>
・眠れない、寝ようとするとドキドキする
・夜中に目が覚めたとき
<調合>
ファーニードル、スプリュース、シダーウッドを等量ずつブレンド。
またはタンジェリン、クラリセージを部分的に。
■のぼせ
<状態>
・のぼせ、ほてり、多汗(ホットフラッシュ)が起きやすい
<調合>
カモミール、マージョラム、ローズオットー、ローズマリーを等量ずつ
ディフューザーで焚くか、希釈してのどに塗る。
ペパーミント、イランイランをかぐのもいい。
■頭痛
<状態>
・頭が痛い、重い
<調合>
ペパーミント原液を1滴こめかみにすり込む。
(好みでラベンダーと混ぜてもいい。)
特に偏頭痛には、グレープフルーツ、ラベンダー、カモミール、
ペパーミント、ローズマリー、ラベンダーから好みで選んで混ぜ、
首や肩を希釈マッサージするといい。
■肩こり
<状態>
・首や肩がこる、張って痛い
・筋肉痛
<調合>
マージョラム5滴、ローズマリー1滴、ジンジャー1滴、
フランキンセンスとユーカリを等量でブレンド。
ラベンダー単品か夏であればペパーミント単品でもいい。
■冷え性
<状態>
・手足の末梢が冷える
<調合>
シナモン、シトロネラ、クラリセージ、ゼラニウム、
ローズマリーを等量ずつで希釈マッサージ。
マージョラムを浴槽やフットバスに入れて、
ゆっくり入浴や足浴もいい。
■胃の不調
<状態>
・胃のもたれ
・消化不良
<調合>
胃のもたれには、ペパーミント、オレンジ、ジンジャーを
それぞれ鼻から吸い込む。
消化不良の場合は、柑橘系(オレンジ、レモン、グレープフルーツなど)
を吸い込むといい。
■風邪っぽい、鼻やのどの症状
<状態>
・のどがいがらっぽい
・鼻炎、アレルギー性鼻炎
・花粉症
<調合>
のどがいがらっぽいなら、少量のペパーミントとサイプレスまたは
ゼラニウム原液をのどに直接塗る。(肌が敏感な場合は希釈して塗る。)
鼻炎、アレルギー性鼻炎は、ユーカリ、またはペパーミントを何回か吸入する。
花粉症には、ラベンダー、レモン、カモミール、ゼラニウムを等量ずつ、
のど、首、背中に希釈して使用する。
朝昼晩2滴ずつお茶にティートリーを混ぜて飲む。
※希釈とは、エッセンシャルオイル(精油)をキャリアオイルで薄めすることです。
おわりに
好きな香りをかぐと気分が良くなったりすることはよくありますね。
アロマセラピーは、人体への刺激がやわらかく、
副作用の心配がほとんどないというのもいいですよね。
自分の症状に合ったオイルをブレンドして
ディフューザーやアロマポットを使ったり、
お風呂に入れたりシャンプーに混ぜてみたりと、
生活の中にうまく取り入れて心地よく過ごしたいものですね^^
(参考:メノポーズを考える会著の書籍)
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