24 Mar 2016
更年期世代の既婚女性にとって、最大のストレスのもとになるのもご主人なら、
いちばん頼りになるのもご主人ですね。
たとえ自分では意識していなかったとしても、
ご主人との関係は、実は心の健康に影響が大きいもの。
以前のブログ記事では、パートナーへの不満は
更年期症状が原因かもしれないという内容の記事を書きました。
夫への不満の原因は更年期かも?有効な夫婦の向きあい方の記事>>
今回はその逆という感じですが、更年期の症状で特に心に不調が出ているときに
パートナーとの関係が安定しているかぎくしゃくしているかが
症状の重さにも大きくかかわってきます。
私も更年期でイライラが激しくなり、
また体の疲れがどうにもこうにも抜けなくなったとき、主人に手抜き宣言をしました。
主人は更年期に対する理解があったわけではありませんが、
私のつらそうな状態を見て「無理をするな。」と言ってくれました。
もしもあのときに主人が、私の宣言に逆切れでもしていたらさらにイライラは増しただろうし、
疲れた体にむち打って仕事に行き、家事をこなすことで
より一層体調も悪くなっただろうと思います。
ストレスが増える更年期の時期だからこそ、
パートナーの関係を見直すきっかけにしてはいかがでしょうか。
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夫との気持ちのズレのチェック
まずは、現状でパートナーとの気持ちのズレがないかどうかを
チェックしてみませんか。
パートナーが疲れていそうでも忙しそうでも関係なく話しかけている。
2.何か腹が立つことがあると、昔のことを持ち出してパートナーを責めてしまう。
3.パートナーの行動に不満を感じても「どうせ言ってもムダ。」と
言葉に出さずに飲み込んで、あるとき爆発してしまう。
4.通常の人間関係では言わないのに、夫婦だからといって
「あなたはいつだってそう!」「だらしない!」など
人格を否定するような言葉を言ってしまう。
5.してもらいたいこと、わかってほしいことをはっきりと伝えずに
「ハア~ッ」とため息をつくことで疲れをわかってもらおうとか、
夫婦なんだから、抽象的な態度や言葉で伝わると思っている。
いかがでしたか?
当てはまることが多いほど、パートナーとのあいだに
気持ちのズレが広がっているかもしれません。
だから、わかっているはずと決めつけない、雰囲気で察してもらえるとは思わない。
「とても疲れて頭も痛い。だから、食事の後片付けをしてほしい。」
など自分がどんな気持ちや状況で、パートナーにどうしてほしいのかを、
具体的に言葉で伝えることを意識するだけでもズレは解消されてきますね。
おわりに
もっとも近い存在のパートナーが安心できる存在かどうかは、心の健康に大きな影響を与えます。
それは、パートナーとの関係に直接問題が起こったときだけではないです。
更年期の時期は、自分自身が心身共に不調があらわれやすいですし、
さらに子供さんの自立、親の介護、仕事への責任や人間関係などの
ストレスや変化が多い時期と重なりがちです。
そのときにパートナーが傷ついた気持や混乱した状況を受けとめてくれるのか、
無視したりキレて責めるのかで、心の不調の回復度合いは大きく変わってきます。
class=”bluek-f”>ただの不調から病気につながる可能性だってあります。
私も最初に書いたように手抜き宣言をしたときに主人が受け入れてくれたことで
「頑張りすぎなくてもいいんだ!」
と、スーっと心のつかえがとれた気がしたものです。
他の誰でもなく、主人が受け入れてくれたことが大きかったです。
普段は空気のような存在で、意識していなくても実は心の奥では、
パートナーの存在ってとても大きいんだと思います。
更年期症状で辛くなる前に、環境の変化でピンチになる前に、
パートナーとの心の距離を見直しておくことは
自分自身のためにも二人のためにも、いいことではないでしょうか^^
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