31 Mar 2016
更年期の時期にあらわれる症状で、関節のごわつきや痛みがあります。
私の更年期に関する症状で一番最初に出たのが手の指の関節にこわばりと激痛が走ったことでした。
そしてその痛みは手首にも出ました。
買い物をしてもスーパーの袋は、手で持てなくなってしまい
抱えて持たないといけなくなるし、やわらかいアルミ缶もつぶせない、
じゃんけんでグーを出すこともできなくなりました。
はじめは腱鞘炎かと思いましたが違っていて、リウマチの検査を受けたけれど違っていました。
更年期症状といえば、ホットフラッシュやイライラなどしか知らなかった私は、
関節の痛みが更年期だからとは全く思いもよらず、検査結果でシロと出たことで
肝心の痛みは変わらないままにただ耐えて過ごしました。
でも病気ではなさそうということで、
「だったら大事には至らないから大丈夫だろう。」と
気分的にはとても楽になりました。
今では時間の経過とともに指関節の痛みは、冬や手先が冷たいときに指を曲げると
痛みを多少感じる程度におさまってきています^^
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更年期に関節痛が起きるメカニズム
更年期の閉経時期になると、女性ホルモンのエストロゲンが激減しますね。
エストロゲンは、筋肉や粘膜、血管などのハリを保つ作用とともに
骨量の低下を抑える働きもしています。
そして骨と骨とをつなぐ役目をしているのが関節です。
そのすり合わせの部分にある軟骨があることで
骨と骨が直接すれたりぶつかったりしないようになっています。
ですが、ホルモンが減ってしまうことによって軟骨がすり減ったり減少したり、
関節のうるおい成分である関節液が不足し、関節の柔軟性がなくなり、
摩擦のために痛みや炎症がおこるんです。
朝起きたときに指の関節が腫れてこわばったようになったり、
スムーズに動かせなくなってしびれを感じることもあります。
関節痛のセルフケア
■ふとんの中でグー・パーと動かかす体操をする
寝ている間は血の流れが滞りやすいので、
こわばりや痛みがいちばん出やすいとき。
だから急に体を動かさずにふとんの中で手足をそれぞれ、
グー・パーと50回ほどすると血のめぐりがよくなってきます。
■料理や裁縫などで指を動かす
痛みを感じるときは、指を動かすのをためらいがちですが、
動かさないままでいると余計に関節はこわばってきて
痛みも増してしまいます。
料理や裁縫など好きなこと、楽しいことで指を積極的に動かすのがおすすめ。
でも、手先が冷えたままの状態で、いきなり指を動かすと余計に痛みが出るかもしれないので
温めてからがおすすめです。
■マッサージで血行を改善する
マッサージをすることで血行がよくなります。
やさしく撫でるようにすると良いです。
好きな香りのアロマオイルを使ってすると気持も癒されますね。
■洗いものはぬるま湯を使う
関節が痛むときは、特に冷やさないことが大切です。
食器洗いや洗顔のときは、ぬるま湯を使うと痛みを感じにくくなります。
■入浴時はちゃんと湯船につかる
自律神経の乱れを整えるためにも、体を温めるのは効果的です。
その結果関節の痛みもやわらいできます。
おわりに
私も、朝起きぬけは指の関節のこわばりも痛みも特にひどく感じました。
そして、体が温まりだすお昼ごろになると痛みがマシになりました。
痛みが出た最初の頃は、ちゃんとした知識がないまま、
きっと動かしたほうが痛みやこわばりにいいだろうと自己判断して、
手先が冷えたままの状態でパソコンのキーボードを
がんがんタイピングしていたら、余計に痛みが増しました^^;
その後、カイロなどを使って手を十分温めてからタイピングするようにしたところ、
動きがなめらかになってきて痛みのピークを越したように思います。
更年期以降は本当に、体を冷やさない、温めることが
すべての症状に通じる大切なことだと思っています^^
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