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これで安心!更年期障害治療HRTに対する不安解消Q&A

疑問

更年期症状の治療の代表格のHRT(ホルモン補充療法)」ですが、
詳しいことがわからずに疑問や不安なことも多いと思います。

「HRT=ホルモン補充法」というのは知っていても、人づてに聞くいい情報や
よくない情報の見極めがなかなかできないのではないでしょうか。

私も更年期症状がひどかったとき、なんとなくHRTという治療法が
あるということは知っていましたが、きちんとした情報もないまま
ただ、なんだか怖い気がしてしまい、試そうとはしませんでした。

でも、きちんとした知識があれば、自分に必要な治療なのか
試してもいいと思えるのか判断材料になりますね。

そこで今回は、メノポーズを考える会の著書に載っていた
よくある疑問のQ&Aを抜粋してご紹介します。

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HRTのQ&A

発見
 
■HRTをやっていい人といけない人はいるの?
A) 現在乳がんや子宮がんにかかっている人、
  血栓症の人や過去に血栓症を患ったことがある人
は原則ダメです。

  また、子宮筋腫、乳腺症、糖尿病、高血圧、肝機能障害の場合は、
  医師とよく話し合い慎重な判断の上で、  医師の管理のもとで行うことが大切です。
 
■HRTをすると子宮がんになりやすい?
A) エストロゲンを単独で長期に投与すると子宮内膜が増殖して、
  子宮体がんになりやすくなる
ことがわかっています。
  そこで現在は、黄体ホルモン(プロゲステロン)を同時に投与する方法がとられています。
  
  エストロゲンと黄体ホルモンを併用した場合の
  子宮体がん発生率は非常に低く
、むしろHRTを受けている人よりも
  子宮体がんになりにくいというデータがあるそうです。
  
  また3カ月以内なら、エストロゲン単独の投与でも
  子宮への悪影響はないことがわかっています。
 
■HRTを長期間続けた場合のリスクは?
A) 「骨量を維持したい」「元気で仕事を続けたい」という
  はっきりとした目標があり、定期的に健診をうけ、
  生活習慣をきちんとしていれば、長期間のHRTでも健康に害はない
と考えられています。

  ただし、5年以上服用して効果がはっきりとわからなくなった場合は、
  一度休薬してみることも本ではすすめていました。

  HRTをしない人の乳がん発生率は1万人中30人だったものが、
  HRTを5年以上続けた場合は、1万人中38人に増えたというデータが
  過去のアメリカのHRT臨床試験結果であるようです。
  でも、増えたとはいっても確率的にはわずかです。

  また、HRTを始めたら、3カ月くらいは様子をみることが
  医療現場でも言われているそうです。
  そして3カ月以内の服用では、体への悪影響はまったくないことが
  医学的にもわかっているそうです。
 
■HRTとピルの違いは?
A) ピルといえば、避妊や生理美のコントロールがありますが、
  最近は月経痛や月経周期が不規則、量が多くて貧血になる、
  などの月経に関する悩みの改善に使われるようになっています。
  
  低用量ピルの成分自体はエストロゲンとプロゲステロンで、
  HRTに使われる薬品とまったく同じ
です。

  ただ、低用量ピルの方が数倍の量が含まれています。
  だから、HRTではできない月経のコントロールが低用量ピルではできるんです。

  閉経間際で月経が不規則になってくる時期に出血がひどくて貧血になる人の治療法として、
  低用量ピルを使って出血量を抑えてそのまま閉経につなげるというやり方もあるそうです。
 
■HRTをしながら喫煙してもかまわない?
A) HRTをしながら、たばこを吸っていると
  血栓ができやすくなる
と言われています。

おわりに

今回は、HRTに関して、女性の健康とメノポーズ協会へ
よく届いているという疑問や不安な点をご紹介しました。

HRTを受けようかどうか考えている方に、少しでもお役にたてると幸いです。
次回は、HRTの副作用についてのQ&Aをご紹介します。

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