夫婦で散歩+○○で脳の若返りと夫婦の絆が深まる効果も!?

最近、こんなことを思い当たるふしはありませんか？

・やろうとしていたことをすぐに忘れる
・頻繁に物をなくしたり、どこに置いたか忘れる
・1日に何度も同じ話を繰り返す

どうでしょうか？

50代なら、上記のことにバシッと当てはまる方は少ないかもしれないけど、
「ちょっと兆候があるなあ。」
というのを感じる方はいらっしゃるかもしれませんね。

もし、当てはまるようなら、それは短期記憶能力の低下といって
数分から数時間前に経験した記憶が抜け落ちる状態で、
認知症の予備軍かもしれないんです。

私も
「あれ？今何をしにこの部屋にきたんだろう？」
「忘れちゃいけないと思って、大切にしまったはずだけどどこに置いたっけ？」
などと家の中でウロウロすることが時々あります^^;

や…やばいっ！>_< 脳への血のめぐりが悪くなることで、短期記憶力が落ちてしまう。これが認知症の入口、原因の一つなんですね。だから、今のうちに脳が老けないように鍛えておきましょう！以前「たけしの健康エンターテインメント!みんなの家庭の医学」で夫婦や家族でできる、脳の若返りに効果的な改善法をやっていましたのでご紹介します。

簡単にできる脳を老けさせない方法

夫婦旅

千葉みなとリハビリテーション病院の山田達夫先生によると、
衰えた脳の血流量を上げるには、2つ以上のことを
同時におこなえる能力きたえることなんだそうです。
それが認知機能回復のデュアルタスク術です。

例えば、
お風呂に入りながら、歌をうたう
家事をしながらテレビを見る
　など…

今の私たちなら、簡単ですよね^^
こんなことなら、普段からやっているという方も多いんじゃないでしょうか？

さらに夫婦一緒にやれる方法もあります。
それが、「夫婦二人でぶら～り！途中下車して認知機能回復の旅」です。

やりかたは、
①行ったことがないけど、行ってみたい街を探す。
②事前にパソコンなどでその街の名物料理やショッピングしたいお店などを探しておく。
③街を探索しながら、お店の場所などは覚えておく。
④家に帰ったら、その日に行った街の地図やお店の情報を
　夫婦で思い出しながら書きのこして、思い出アルバムをつくる。

ポイントは、
夫婦でお散歩　＋　記録(アルバム作り)　

また、
街の様子を記憶する　+　散歩をする
散歩をする　+　夫婦で会話をする
この行動自体もデュアルタスクになるそうです。

これらは、東京都健康長寿医療センターで実証済みのものだそうです。

今回テレビの中で実際にモニターとしてこのぶらり旅をされていたご夫婦は、
1週間に3回おこなっていました。

1回目は、自分たちの記憶だけをたよりに、地図などを作成していましたが、
2回目以降は、途中途中でにメモに簡単な地図を書きながら、
またアルバム用に写真を撮りながら歩いていました。

3回の散歩のあと、このご夫婦の脳年齢がどう変わったかというと、

　　　　　実年齢　　　実験前　　　実験後
ご主人　　63歳　　　　59歳　　　　55歳
奥様　　　63歳　　　　71歳　　　　55歳

という、驚きの結果に！
奥様は実験前と後では、脳年齢が16歳も若返ったんです。

この「夫婦でのお散歩＋記録」は、週1回でも長く続けることで効果が期待できるそうです。