22 May 2016
「活性酸素」は身体に良くないというのはなんとなく知っていましたが、
どんなものかはあまりわかっていませんでした。
今回活性酸素について調べてみました。
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活性酸素とは
酸素自体は生きていくために絶対に必要なんですが、
呼吸などでカラダに取り込まれた酸素の一部が体内で「活性酸素」に変化します。
どういうことかというと、
・切っていたリンゴが茶色くなってくる。
・鉄の包丁にサビがでてきた。
これらと同じようなことがカラダの中でも起こっているわけですね。
活性酸素のプラス点
・体内に入ってきた細菌やウィルスを退治する
活性酸素のマイナス点
・細胞や細胞膜、さらにはDNAまでも傷つけてしまう
活性酸素がカラダに与える影響
健康への影響
呼吸だけでなく、紫外線や排気ガス、食品添加物、たばこ、ストレスなどにより
過剰に発生してしまった活性酸素がカラダや細胞を傷つける。
↓
過剰な活性酸素が、体内の脂質を酸化させて過酸化脂質というものをつくって
細胞の老化を促進。
↓
活性酸素によって、カラダがさびついていくと、動脈硬化、心臓病、糖尿病などの
生活習慣病やガンなどの病気になるリスクが高まる。
通常は呼吸で取り込む酸素のうち、約2%が活性酸素に変わるといわれていて、
その範囲ならあまり心配はいらないそうです。
でも現代では、紫外線の刺激、排気ガス、水道水に含まれると言われているトリハロメタンという
化学物質などにより、活性酸素が多く発生しやすくなってるんです。
適正な量であればプラスに働く活性酸素も必要以上にたくさん発生しすぎてしまうんですね。
活性酸素の美容への影響
大量の活性酸素が発生すると、
・シミ・ソバカスが増える
・シワができやすくなる
・肌がくすむ
・肌の奥の真皮層の細胞まで酸化して、皮膚の老化を促進
20代ぐらいまでなら、活性酸素に打ち勝つ抗酸化物質が体内に多くあるんですが、
30歳を過ぎると抗酸化力が下がっていって、40歳を過ぎるとさらに減ってしまいます。
だからカラダへの影響だけでなく、ハリがあって、透明感のあるお肌のためにも、
抗酸化作用のある食材をバランスよくしっかりと食べることが重要です。
そして活性酸素は、肌の皮脂も酸化させてしまうので朝晩の洗顔も大切になります。
また活性酸素は、紫外線を多く浴びることでもたくさん発生してしまうので、
UVケアは必須ですね。
活性酸素が発生しやすいタイプ
さらにどんな生活を毎日おくっているかでも、活性酸素の発生量が大きく変わってきます。
②偏食している
③お酒を毎日たくさん飲む
④日常の生活でストレスを感じることが多い
⑤激しい運動をしている
⑥加工食品やできあいのお惣菜をよく食べる
これらに当てはまるほど、活性酸素は発生しやすくなります。
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抗酸化作用のある食材
最後に活性酸素の発生を防ぐ効果のある食材をご紹介します。
ビタミンA(がん・心臓病・白内障・免疫力低下の予防・改善)
・ゆず、アセロラ、パセリ、赤ピーマン、芽キャベツなど
ビタミンC(動脈硬化の防止、抗ガン効果、コラーゲン生成、美肌)
・アーモンド、サフラワー油、ひまわり油、煎茶、小麦胚芽など
ビタミンE(免疫機能改善、動脈硬化の防止、冷え症改善、抗ガン効果)
・牡蠣、豚レバー、ごま、パルメザンチーズ、小麦胚芽、ピュアココアなど
亜鉛(老化による視力や生殖能力の低下を防ぐ、免疫力の改善)
・かつお節、たらこ、レバー、卵黄、ひまわりの種など
セレン(悪玉コレステロールの酸化抑制、動脈硬化の防止、心臓病リスクの低下)
・赤ワイン、コーヒー、お茶、大豆、ココアなど
ポリフェノール(抗菌作用、ホルモン促進作用向上、動脈硬化の防止)
これらの食材を単品で摂るのではなく、同時になるべくたくさんの種類のものを摂ったほうが、
より大きな効果が、期待できるようです。
おわりに
本来は細菌やウィルスを退治する働きもあるのに、
大量に発生してしまうので細胞を老化させ、病気の元凶の活性酸素。
アンチエイジングの専門家の間では、活性酸素の害を防ぐことができれば、
老化や病気の予防、さらには若返りの効果が得られるということで
熱心に研究が進められているという話も聞きました。
早く活性酸素を効果的に防ぐものが見つけてもらえるといいなと切に願っています^^
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