26 May 2016
あなたの平均的な体温は何度くらいですか?
私の平均的な体温は、36.2℃くらいです。
36℃を上回っているので、問題ないと思っていましたんですが、
通っている整骨院の先生によると、体温は最低36.5℃はないと低すぎると言われました。
石原結實氏の書籍にも36.5℃が一番健康に良いと書かれていました。
しかし特に最近では、35度台の低体温の人が増えているそうです。
なぜ、体温が低いのが問題なんでしょう?
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低体温がダメな理由
体温別の症状
まず、体温ごとに起きる症状を見てみましょう。
36℃ 震えることで熱をたくさん増やす
35.5℃ 日常的に続くと便秘や尿が減ることによるむくみ、
自律神経失調症、アレルギー症状が出る
35℃ がん細胞が最も繁殖
34℃ 溺れた助かるかどうかのギリギリの体温
30℃ 死体の体温
引用:石原結實式体温を上げて健康になる!
基礎体温が36℃を下回ると、体の不調が表れてくるんですね。
体温が低いと、大切な免疫機能が下がってしまうので
病気に対する抵抗力が落ちてしまうんですね。
そして、基礎体温は1℃違うと代謝機能も大きく違ってきます。
体温による代謝の違い
仮に体温が36.5℃のヒトと35.5℃の40代の女性を比べると
基礎代謝力が12%の138Kcalも違ってきます。
138Kcalというと、大福もち1個分にあたるカロリーです。
つまり、35.5℃の体温の女性は、36.5℃の体温の女性に比べて、
毎日大福もちを1個余分に食べているとも言えます。
同じ体型の40代の女性が同じような食生活をしていても、
1カ月にあたりで約580g、1年だと約7kgも太ってしまう計算になりますね。^^;
もっと言えば、新陳代謝も低下するためカラダの古いものを捨てて
新しいものに生まれ変わる働きがうまくいかなくなります。
だから「低体温だと老けやすいカラダになってしまう」ということなんですね。
低体温が増えている理由
では、低体温のヒトが増えてきている原因はどこにあるんでしょう?
食生活の変化
生活が私が子供の頃から比べても、とても豊かになりました。
それはとても素晴らしいことなんですが、同時に食生活も大きく変わってしまいました。
欧米のように動物性たんぱく質、脂質、糖分を多く含んだ高カロリーの食事を摂る機会が増え、
逆に野菜の煮物などを食べず、野菜を食べるとしてもサラダなどの生野菜を好むようになりました。
もちろん生野菜もカラダに良い点はたくさんありますが、煮炊きしたものと比べると
量をたくさん摂れなかったり、カラダを冷やしやすいという面もあります。
また、暖房が効いているので冬でもアイスなどを冷たい食べることも多くなったことや
季節に関係なく体を冷やす水分の多いきゅうりなどの夏野菜を一年中食べることも原因です。
運動不足
便利になり過ぎてカラダを動かす機会が減り、筋肉を鍛えないことで、
血液を送るための筋力を刺激しないことも大きな原因です。
精神的なストレスの影響
自分にとって不快なストレスが長く続くと、
自律神経やホルモンバランスがくずれてしまいます。
アドレナリンというホルモンがによって血管が収縮して血行が悪くなり、
コーチゾールというホルモンが分泌されて免疫力が落ちてきます。
その結果体が冷え、病気にかかりやすくなってきます。
おわりに
体温が1℃というよりも0.5℃違うだけでも、体に与える影響は大きいんですね。
言いかえれば、しっかりと身体を温める生活をしていれば、
免疫力もアップして病気の予防にもなって若々しくいることができそうですね^^
次回は、体を温めるための食品や毎日の過ごし方をご紹介します。
低体温を防ぐ食品と生活習慣カラダを温める毎日の過ごし方の記事>>
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