50代主婦の脱!エイジングブログ

体の抗酸化作用を高める野菜のファイトケミカルとは

ファイトケミカル

以前にも書きましたが、医食同源という言葉のように食べ物は病気を癒して、
体調のコントロールをはかるという考えがありますね。

例えば、「しょうが」は、漢方薬の7割以上に含まれているといわれていますし、
ヨーロッパでは、「キャベツは貧乏人の医者」と言われるほどです。

「一日一個のりんごは医者いらず」や「トマトが赤くなると医者が青くなる」
などということわざもあります。

そのくらい、食べ物、特に野菜などには薬としての効果をもたらしていたんですね。
では、具体的にどのような薬効成分があるんでしょうか。

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ファイトケミカル

ブルーベリー

ファイトケミカルとは
野菜といえば、さまざまなミネラルやビタミンが豊富のが特徴です。

でもそれ以外にも最近注目されている「ファイトケミカル」による効果も大きいようです。

植物は、生まれてから死ぬまでずっと同じ場所にいて害虫や紫外線など有害物にさらされたり、
攻撃をうけても逃げることも隠れることもできませんよね。

そうやって厳しい環境の中で生き抜くために体内に入ってきた有毒物を解毒・除去する
能力が備わっているんです。

それが、植物の葉、茎、樹皮、花、果皮、種子に含まれている
ファイトケミカルによる抗酸化作用ということです。

ヒトはファイトケミカルを作り出すことができないので
植物を食べることで摂り入れる必要があるんです。

その結果、抗酸化力や免疫力をアップさせて生活習慣病予防やアンチエイジングにも
役立つことになるんです。
 

ファイトケミカルの種類
ファイトケミカルは、特に有名なのはポリフェノールですね。

ポリフェノールと一口に言ってもたくさんの種類があります。

・緑茶に多いカテキン
・大豆製品に多く含まれているイソフラボン
・ブルーベリーに含まれるアントシアニン
・りんごや玉ねぎに含まれているケルセチン
・バナナなどに含まれるタンニン
・蕎麦に多く含まれるルチン

などなど…

ポリフェノール以外のファイトケミカルでは、

・にんじんに含まれるカロチン
・トマトにたくさん入っているリコピン
・ブドウの皮や赤ワインに含まれる抗がん物質のレスベラトロール

などファイトケミカルは、3000種類以上も存在するそうです。

こうしたビタミンやミネラル以外にもファイトケミカルが豊富な野菜や果物を食べることで、
体の中の有害物質を解毒したり、排出したり、免疫力を高めることができるんです。
 

おわりに

今まで私は、
「野菜は繊維質やビタミンが豊富だから食べなくては。」
という気持ちが大きかったですね。

でも自分たちの体の中ではつくることのできない
栄養素がたっぷり入っていて薬に代わるような働きもしている。

野菜は、美味しく食べて、薬の代わりになるなら、
本当の薬と違って副作用の心配もないし、飲みづらい味という不満もないし・・・

たっぷり野菜を使った料理を食べるのは、健康のためにも理にかなっているんですね。

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