5 Mar 2016
前回は、更年期には女性ホルモンのエストロゲンが激減することで
体に及ぼす影響について書きました。
更年期の年齢は?その時期の女性の体の中の変化とはの記事>>
でも、更年期の症状は、女性ホルモンの低下だけが原因ではないんですね。
その人それぞれの気質や体質、とりまく環境も深く関係しています。
だからこそ、生活習慣を見直して、自分自身で改善していく努力も大切になってきますね。
そこで今回は、更年期だから見直したほうがいい、
生活習慣の3つのポイントをご紹介します。 (参考:Dr.クロワッサン)
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見直したい生活習慣3つのポイント
ポイント1.「食事」
更年期の時期は、胃腸の機能も低下してきます。
だから、食べたものをきちんと消化吸収できる食べ方が大事になります。
・規則正しい食事
理想としては、おやつを含めて6回なるべく決まった時間に食べること。
早食いはやめて、時間をかけてゆっくりと食べるのも大切。
・食べるときの順序
血糖値が急激に上がるのを防ぐ順序で食べること。
野菜 → タンパク質 → 炭水化物 の順番で食べる。
・無理なダイエットはしない
必要な栄養素が不足してしまって、
かえって更年期の症状を悪化させる可能性があるため。
・バランスの良い食事
多種多様な食材を使って料理をすることでバランスの良い食事になる。
片寄った食べ方をすると、病気を招いてしまう。
ポイント2.「運動」
更年期に大切なのは、「頑張りすぎない」こと。
自分に甘くていいんです。無理のない範囲で長く続けることで
いつのまにか体がラクになったり、気分もすっきりとしてきます。
・軽い運動を続ける
運動は、1日に10~15分でも1週間に2~3回でもOK。
朝のラジオ体操だけでもかまわない。
ただ、毎日体を動かすことを忘れないこと。
・プロに学ぶ
スポーツクラブなどのインストラクターに相談するのも一つの手。
水泳やウォーキングなど、自分に合った 効率のいい方法を教えてもらえる。
ポイント3.「メンタル」
つらいときは我慢して自分一人でかかえこまないで、
自分をラクにしてあげることが更年期の第一歩。
・話を聞いてもらう
友人や家族、パートナーに心の中の思いのたけを吐き出す。
・プロのカウンセラーを利用する
身近な人に話せないときや第3者の人に聞いてほしいときは
カウンセラーに話すことで、改めて自分を見つめ直せるようになることも。
・楽しいことにチャレンジ
自分が心から楽しい、心地いいと思うことを見つけてやってみる。
おわりに
人生の折り返し地点の更年期。
後半を幸せに健康に過ごすのは、自分の気持ちも大きな要因です。
でも、更年期の症状が出ているときは、何事も億劫になったり
ちょっとしたことでも落ち込みがちになりますよね。
だから、「頑張らずに長く続ける。」これがキーポイントのような気がします^^
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