10 Mar 2016
以前更年期というのは、40代半ばから50代半ばくらいを指すという内容の記事を書きました。
更年期の年齢は?その時期の女性の体の中の変化とはの記事>>
でも最近では、40歳前後でも更年期のような症状を感じる方も増えていますし、
40代後半になっていきなり体の中が変化するわけではありませんね。
そこで今回は、40代前半の女性の症状について書いていこうと思います。
私の場合今思えば、更年期のような症状が一番最初に出たのが
42歳の終わりくらいだったと思います。
手の指関節がこわばってとても痛くなりました。
日頃仕事でパソコンをずっと使っていたので最初は腱鞘炎かと思いましたが違っていました。
1年ぐらいすると、柔らかなアルミ缶をつぶすこともできないほど痛みが激しくなってきて、
最終的には、じゃんけんでグーを出すこともできなくなったのでリウマチの検査を受けました。
結果はシロ。どこも悪くないんです。
でも、「痛くてたまらない!」そんな症状が始まりでした。
でもそのころは、まさかそれが更年期に通じる症状だなんて考えもしませんでした^^;
ちなみに指の痛みに関しては、48歳くらいでピークは過ぎて、
今では冷えがきついとき以外は痛みもなく、更年期以前に近い状態に戻っています^^
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40代前半のプレ更年期の状態
以前のブログにも書きましたが、
更年期というのは、卵巣機能が低下する40代半ばから50代半ばまでを指します。
ですから、アラフォー世代の40代前半の女性の場合は更年期とはいわず、
いわばプレ更年期という位置づけになります。
女性ホルモンのリズムがくずれてはいても、
女性ホルモンが激減することによる更年期の症状ではなく
、ストレスなどによる自律神経の影響で症状があらわれることが多いのが特徴ですね。
プレ更年期に多い月経不順の悩み
先ほども書きましたが、40代前半でもほてりやホットフラッシュ、めまいなどの
症状が出る人も増えてきています。
ですが、メノポーズを考える会によると、一番多い悩みは、月経に関することのようです。
周期がくずれだしたり、一時的に出血量が増えてしまったりと、
40代後半から50代の閉経に向けて少しずつ卵巣機能のおとろえが出はじめ、
月経不順が起こりやすくなっていきます。
私も手の指関節の痛みが出始めたのと、同じくらいのタイミングで
生理の周期が乱れ始めたのを思い出します。
50歳前後にもなれば月経不順もそろそろ閉経の年齢だからと受け止めやすいですが、
40代前半だと、実際に赤ちゃんを授かっている方もいらっしゃいますから、
「自分だけ女性として一人前でなくなっちゃうの?」
「こんなに早く更年期障害が出てくるんだろうか?」
などと不安を感じたり、気持ちは30代のままなのに体が変わっていく焦りなど
心の揺れを強く感じてしまいがちです。
そんな心の揺れやストレスから自律神経失調のようになってしまい
更年期に似た症状が増えてしまいます。
閉経は卵巣の寿命によって起こるもの。
女性として、人としての価値には何の関係もありません。
どんな女性にも必ず来るただの通過点と思って月経不順も受け止めてほしいと思います。
ただ、生理不順にともない貧血や立ちくらみがひどかったりおかしいなと思ったら、
子宮筋腫や子宮がんなども考えられるので、一度診察を受けたほうがいいでしょう。
おわりに
私は47歳と少し早めに閉経しました。
さすがに赤ちゃんをつくる予定はないにもかかわらず、
「もう、赤ちゃんができるってことは完全になくなったんだな…」
と、さみしさを感じたのは事実です。
でもそれ以上に、毎月のわずらわしさから解放されたように感じて
「ラクになった!」と思ったものです^^
40代前半は、女性の平均寿命の86歳から考えると、まだ半分しか経っていません。
そして40代後半から来る更年期に備えておおらかに受け止める心の準備をすることで、
実際の更年期の症状の重さも変わってくると思います^^
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