13 Mar 2016
女性の多くは、50代前後で閉経しますね。
医学的には、閉経前後は女性ホルモンの分泌が激減する時期。
では、実際には女性はどのように感じているんでしょうか。
私は47歳で閉経しました。
ちょっと早い方だと思います。
そのときは、
「もう赤ちゃんを授かることはないんだ…」
「女性として終わりってこと?」
という淋しさを感じたというのは、実際にありました。
でもそれと同時に、それ以上かもしれませんが、
「毎月のわずらわしさから解放された!」
という解放感を感じたのを思い出します。
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閉経で感じたこと
気にはなるけど、なかなかまわりの人に聞けないのが閉経のこと。
日経ヘルスプレミアに、300人の閉経後の女性にアンケートを
とったものが掲載されていましたのでご紹介します。
1位:月経から解放された・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・64.4%
2位:これからの人生に向けて前向きになった・・・・・・・・・34.0%
3位:妊娠する心配がなくて安心・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・16.5%
4位:特に何も感じない・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・13.9%
5位:女としての役割が終わってしまったようで悲しい・・・11.2%
6位:これからの人生が不安・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 8.3%
大幅に減ったと感じる・・・22.1%
やや減ったと感じる・・・・25.7%
あまり変わらない・・・・・52.2%
増えたと感じる・・・・・・0%
このアンケートの中で、女性ホルモン力が減ったと感じる人と
変わらないと感じる人は、半々くらいの割合。
そして女性ホルモン力が減ったと感じる人と
変わらないと感じる人との大きな違いは、「精神的な充実度」でした。
女性ホルモン力が減ったと感じる人に多かった意見は、
健康診断の結果がおもわしくなかったり、
更年期の症状に振り回されていたり、
顔の肌質などが変わってしまったことのショックだったり。
確かに更年期障害の症状はつらいので、
仕方ない部分は当然ありますが、
比較的目の前の現象に、一喜一憂している感じを受けました。
女性ホルモン力が変わらないと答えた人に多かった意見は、
夢中になるものができて却って若返った感じがしていたり、
食生活に気を配ることで体質の改善ができたり、
趣味を楽しんでいたり。
身体の変調に目を向けすぎるよりも、楽しみを見つけることで
以前よりも若返って生き生きしているように見受けられました。
おわりに
閉経の年代の50代前後の多くは、子供さんも自立し始め、
今までの役割がいったん終わってしまう時期と重なります。
そのときに、次の新たな目標や楽しみを見つけることができた人ほど
早く元気になっているように見受けられますね。
もう一度10代に戻った気分でアイドルに夢中になるのもよし、
ガーデニングや家庭菜園で土に触れるのもよし、
ヨガやフラダンスなどで汗をかくのもよし、
旅行などで外の世界に触れてみるのもよし。
閉経は、閉じるのではなく、次の人生の扉を開くタイミング。
何か夢中になれるものや、やりがいのある仕事を持って
充実している人は、更年期の症状も軽く済む可能性が高いようですよ^^
次回は、閉経の頃の方に多い症状と対策についてご紹介します。
閉経前後の不調な症状とその時みんながする対策とは!?の記事>>
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